今話題の新電力。
大手電力会社から切り替えるだけで電気代が安くなるので、いま話題のサービスですよね。
なかでもエバーグリーン電気は新電力を提供する企業としては700社中6位の会社なので、どんな会社が運営しているのか気になっている人も多いと思います。
そこで、この記事ではエバーグリーン電気を提供している会社がどんなところなのか?そのあたりを調べてみましたよ。
エバーグリーン電気を提供している会社
ちょっと複雑かもしれませんが、以下をご覧ください。
東京電力(TEPCO)とイーレックスが、脱炭素社会の実現に向けて設立した共同出資会社:エバーグリーン・マーケティングの100%子会社「エバーグリーン・リテイリング」が提供しています。
東京電力については説明不要かと思いますが、誰もが知るで大手電力会社ですね。
そして、イーレックスというのは、東証一部上場の老舗の新電力事業者で、この新旧の2大巨塔が共同出資して作られたのがエバーグリーン・マーケティングなんです。
エバーグリーン・マーケティングは、主に法人を対象としてサービスを展開しており、その個人向けとしてエバーグリーン・リテイリングが作られました。
そういう意味でも、エバーグリーン電気の「安心感」は業界トップクラスと言えますよね。
エバーグリーン・リテイリング(エバーグリーン電気)会社概要
会社名 | エバーグリーン・リテイリング株式会社 |
設立 | 2020年7月1日 |
代表者 | 代表取締役社長 田中稔道 |
資本金 | 4億円(2021年3月現在) |
株主 | エバーグリーン・マーケティング株式会社(出資比率100%) |
事業内容 | 小売電気事業(個人) |
電力供給エリア | 日本全国(沖縄と一部離島を除く) |
供給電圧 | 低圧(100V / 200V) |
住所 | 〒104-0031 東京都中央区京橋二丁目2番1号 京橋エドグラン14階 |
設立こそ若い会社ですが、資本金なんて4億円ですよ(汗)
そんじょそこらのポッと出の事業者とはわけが違います。
電力供給量、全国700社あるうちの新電力事業者のなかで6位にランクインしているのも納得です。
エバーグリーン電気が安心な理由その1:自社バイオマス発電所
バイオマス発電とは、化石燃料以外の「生物由来の再生可能資源(バイオマス)」を燃料として発電する方法のこと。
再生可能エネルギーの1つで、環境に優しいエコな発電方法です。
エバーグリーン電気を提供する「エバーグリーン・リテイリング」はグループで5つのバイオマス発電所を所有しており、2025年には四国にもう1つ建造中なんだとか。
この6つの発電所による出力総計はなんと・・・350MW、バイオマスだけでコレってすんごい量です。
さすが脱炭素社会の実現に向けて設立された会社だけあって、とてもエコな新電力事業者のようです。
エバーグリーン電気が安心な理由その2:契約発電所
すべてを自社発電で賄うのはさすがに難しいので、エバーグリーン電気には契約発電所も完備。
冒頭紹介しましたが、親会社のエバーグリーン・マーケティングは東京電力とイーレックスの共同出資会社でしたよね。
つまり、これらのネットワーク網がエバーグリーン電気の安定供給に力を貸してくれているというわけです。
日本の人口の3割強を支える東京電力と、新電力の老舗イーレックス、これ以上の安心はありえません。
これが、お得に、安定的に電力供給できる理由です。
新電力が倒産したらどうなる?
一時、某新電力事業者の倒産がメディアを沸かせたことがあります。
そんな時に不安になるのが、急に電気が使えなくなるのでは?というもの。
これについてお答えすると、大丈夫です!というのが答えで、万が一倒産してしまっても、各地域の大手電力会社から、新しい電力会社が決まるまでの間、電気を供給する決まりがあるからです。
とは言え、契約ごとは色々と面倒なので、キチンとした会社を選ぶというのが重要なのは言うまでもありません。
そういう意味でもエバーグリーン電気はオススメだと思いますよ。
あとがき
いかがでしたでしょうか。
この記事ではエバーグリーン電気を提供する会社について詳しく解説してきました。
目先の金額やサービスももちろん重要ですが、最後に書いたとおり、電力会社だから倒産しない、というわけではありません。
バックボーンのしっかりした会社を選ぶというのも、選び方の1つではないでしょうか。