オール電化住宅の方にはちょっと悲しいニュース。
お得な特典で人気のマネーフォワード電気ですが、結論から申し上げますと、オール電化住宅の方だと契約できません(汗)
マネーフォワード電気はオール電化に対応していない

マネーフォワード電気は、オール電化に対応していません。
残念ですが、オール電化に対応したプランで契約するなら、大手電力を継続するか、他の新電力を探すしかありません。
オール電化に対応している新電力はあるのか?

数は少ないですが、オール電化住宅でも契約できる新電力は一応あります。
オール電化に対応している新電力がこちら。
- J:COM電力
- Looopでんき
- エルピオでんき
これらの新電力であればオール電化でも切り替えが可能。
ただし、オール電化住宅の場合、プランによって割高なケースもあるので細かい条件を入念にチェックしておく必要があります。
なぜ新電力のほとんどは対応していないのか?

ほとんどの新電力が、オール電化に対応していない理由、以下にまとめました。
- 夜間の電気を調達しづらいから
- マーケットが小さいから
- ガス会社にとってマイナスだから
よく言われるのはこの3つが理由です。
契約できる新電力であっても、そこまで恩恵を受けられないのはこういった背景があります。
夜間の電気を調達しづらい
多くの新電力がオール電化に対応していない理由は、夜間の電気を調達しづらいから。
オール電化のプランは夜間の電気が安いので、夜間に電気を蓄えておかないといけません。
しかし、多くの新電力は夜間の電気を手軽に余らせることができないんです。
ではなぜ夜の電気を十分に用意できないのか?というと、発電方法が関係しています。
水力発電や原子力発電なら一定のペースを保って発電できるので、夜間に電気を余らせることができますが、新電力の多くはベースロード電源を所有していないところが多く、過度に蓄えておくのが難しい。
これらのことから、オール電化プランに対応できないというわけですね。
マーケットが小さいから
多くの新電力がオール電化に対応していない理由は、マーケットが小さいという理由もあります。
オール電化の割合は、まだたったの1割程度。
スケールが小さいと売上規模も小さくなるため、ビジネスとしての旨味がありません。
多くの新電力がオール電化に対応していないのは、マーケットの規模も関係しているんです。
ガス会社にとってマイナスだから
多くの新電力がオール電化に対応していない理由の3つ目、ガス会社にとってマイナス効果だからです。
新電力の中にはガス事業を担う会社も多くあります。
ガスを使わないオール電化を広めることは、自分の首を絞めることに。
こういった大人の事情のようなものも関係して、対応する電力会社が少ないというのが現状なんです。
もちろん、オール電化住宅の割合が増えていけば、ガス事業を営んでいない企業がどんどん手を挙げると思いますが、もう少し先の話になりそうですね。
オール電化ならマネーフォワード電気以外!

これまでの話をまとめます。
- マネフォはオール電化に未対応
- オール電化に対応の新電力にしよう
- 対応してない理由はいろいろ
マネーフォワード電気はオール電化に対応していないので、残念ながら他の新電力を探すしかありません。
正直、オール電化を辞めてまで契約する必要はありませんので、ゆっくり探してみて下さい。
なお、本文中にも軽く触れましたが、オール電化の場合、プランによっては新電力のほうが割高になるケースもあります。
しっかり確認した上で、切り替えるかどうかを検討してくださいね。